
「モモ」(時間泥棒と、盗まれた時間を人間に取り返してくれた女の子の不思議な物語)やっと読了
子供時代に読んで以来、何度読み返しても生きる勇気を与えてもらえるファンタジーだった。また明日詩を作り、努力して生きよういう力が・・
現代社会を痛烈に批判している本でもあり、ますます行き詰まりつつある現代社会を知るために最適な本だなと思う。
宮沢賢治や、チェコのチャペック兄弟同様に、人間が存在する限り永遠に読まれ続けるファンタジーの傑作だと思う。
《過去に起こったことのように話しましたね。でもそれを将来起こることとしてお話してもよかったんです。
わたしにとっては、どちらでもそう大きな違いはありません。》(「モモの作者の後書き」より)
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