詩人PIKKIの第三ブログ

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2008年05月×ENTRY's

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きみは人間の怖さを知らないのか


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いつものお気に入りの場所で
サマーベッドの上に寝転んでは
せせらぎの音に耳を傾けていた

青空をゆく深山の雲に
手が届きそうで
デジカメでパチクリしたあと
周りの山々をスケッチし始めると
一匹の蝶が鉛筆を握る指に舞い降りた

きみは人間の怖さを知らないのか
ぼくの手の中にすっぽりと収まりそうな
白と茶色と茜色の模様の
物思いにふけってる風な
小さな蝶よ

仕方なく
それから10分以上も
ピクリとも動けなかった
左手で本を読んだり
ペットボトルのお茶を飲んだり

その小さな蝶が やっと
カジカ蛙が懸命に鳴く谷間へと飛んでいって
「やれやれ」と大きなため息をつく
その蝶の後姿に
「きみは人間の怖さを知らないのか?」と呟きながら

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