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猫バスの夢をみた
2008.10.15 [Wed]
デラシネ(根無し草)の旗のもとで
何年振りの故郷の夢だろう 洞爺湖行きへのバスを待ってると なんと!猫バスが 待っている数人を置いてきぼりにして つづれ折りの坂道を ぐんぐんと登ってゆく ちらりとこっちを見ては にっこりと微笑む憎たらしい猫バス みんな血相を変えて 一生懸命にその猫バスを追いかけるけど 猫バスはぐんぐんとスピードをあげて はるか湖畔を一周してゆく 峠から降りてゆくと 懐かしい我が家が見える いまは亡い父の表札のかかった いまにも倒壊しそうな平屋の家 冬には 人間の腕ほどもあるツララが 窓一面にぶら下がってた我が家 「忘れてたわけじゃないんだ」 「生きるだけで大変だったんだ」と 懐かしい山並みを見上げながら呟いて 立ち尽くすばかりの自分がいた デラシネ(根無し草)の旗のもとで 明日もまた 生きることに懸命の毎日に違いない 人生の途上では 誰しもがデラシネ(根無し草) デラシネ(根無し草)旗なびく日々を たった一日しかない今日を ただひたすら 懸命に生きるしかない |
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「てんさぐ(てぃんさぐぬ)の花」(=鳳仙花)ー沖縄の歌手(大城ラン)の歌を聴いて
2008.10.08 [Wed]
夜勤帰りに
沖縄の女性歌手の歌を聴いて 生まれて初めて わんわんと泣いてしまった 沖縄について ぼくが知っているのは 「本土復帰」で 内地に就職してきた飲み友達を通じて知った沖縄で どんな意味でも 日本という国を知るために避けて通れない場所沖縄 在沖縄米軍の犯罪は 性犯罪であり交通事故であれ そのほとんどが 沖縄人の泣き寝入りになってしまうのだという 沖縄には 世界一美しい珊瑚の海や浜があって それが内地の観光資本のために 破壊され放題でもあると 爪を染める花を歌った「てんさぐの花」(鳳仙花) 爪を染める花のように親の教えも心に染め付けなさい・・という内容の沖縄民謡のあとに その歌は大城ランさんに歌われた 「アカシアの雨が止むとき」という 六十年安保直後にヒットしたという西田佐知子の歌だという その歌を聴いていると 先日読んだばかりの本の一部を ふっと思い出してしまった 沖縄で新聞記者になったばかりの著者が じきに定年退職するという刑事に呼びだされて警察署へと行ってみると その老刑事が警察署の裏庭で 山となった証拠写真等を燃やしていたのという 沖縄の性犯罪被害者たちの 目にするのも悲惨な被害写真や証拠書類を 「どうして燃やしてしまうんですか?」 と聴く著者に 大粒の涙をこぼしながらその老刑事が 「この無念さを、君にも覚えておいて欲しかったから」 というような事を呟くばかりだったという 注:「てんさぐの花」 (てぃんさぐぬ花) 沖縄民謡 江戸時代(1603-1867)明治以前 「てんさぐ」とは鳳仙花のことでその花は「うりずん」と呼ばれ,沖縄で最も過しやすい4~5月に咲きます。この花びらを女の子は,石ころでつぶして木の葉にくるんで指先に巻いて一晩寝ると天然のマニュキュアができ,遊んでいたそうです。歌詞の内容は,鳳仙花の花は爪に染め,親の教えは心に深く染めなさい,という祖先崇拝の習慣の根強い沖縄社会をうたっています。8・8・8・6の30文字による伝統的な琉球形式などから旧王朝(1429-1609)があった那覇市首里あたりが発祥の地といわれています この花の写真と花言葉や色んな神話はーhttp://hanabatake.moo.jp/monogatari/natu/housennka.htm |
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薪ストーブ
2008.10.06 [Mon]
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