詩人PIKKIの第三ブログ

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  十二月の詩(30)    きみ住む街は魔法の街


きみ住む街は
転校したぼくも十歳から住んでいた街
鴎が舞う海に沿った丘の上に
家や学校が点々とだった

春にはほとんど毎日
海霧を掻き分けて下ってゆく登校の朝だった
まるで魔法の国へと飛び込んで行くよう

きみ住む街の丘の上から
ぼくは何度もきみの姿を見かけた
背後に白波の海がもたらす幻想かもしれないけど

きみ住む街は魔法の街
時々学校帰りのぼくらを
夕陽に染まった丘から
睨みつけていたきみがいた

その丘から向こうは
あらゆる文化や言語や土地を奪われ
漁業権や狩猟権も奪われ
滅ぼされてゆくがままのアイヌ民族の最後の土地だった
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