詩人PIKKIの第三ブログ

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 自作詩リバイバル(2)  やかん


鯨とイルカの違いが大きさからのように
やかんと急須の違いも
その大きさでだろうか

急須では心もとないので
波々と水の入ったやかんをいつも
どかんと枕許に置いて寝る

母方血統に多い脳梗塞を防ぐには
寝る前や夜中に起きた時に
水分補給が欠かせないんだと聞いてから

家のあちこちには恨めしそうな
戦いの傷だらけの
大小さまざまなやかんが転がっている

お湯が沸くたびに
ピューとけたたましい赤ん坊のようなやかん
登山用の平べったいひしゃげたやかん
2リットルの水と共にじっと耐えてるやかん
母が愛用してた赤い琺瑯製の美人のやかん

やかんのように生きていこう
誰に理解されずとも
地球の誕生以来
いのちの源の水を湛えてきたやかんの一族

風が空を吹きすぎてゆくあとから
木の葉のかさこそいう音が聞こえ
水面をひそやかに
神さまの足跡が対岸へと渡ってゆく
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