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三月の詩(6) 一滴のように
2014.03.12 [Wed]
すぐ裏に広がる原始林を背に
狭い玄関で見送ってくれる仙人掌の棘のように この世界の哀しさをいっとき 忘れさせてくれる小鳥の鳴き声のように 思い出せそうでいて 思い出せない事が多い時には ひたすら耳を澄ますしかない 源流から滴り落ちる一滴のように 微塵の空へと向かいあうしかない 入れ子細工の社会で いつの間にか迷子になってしまった心の来歴を 退路を絶って生きてきたせいだと嘯いても 降り積もりゆく絶望はどうしようもない すぐ裏の原始林を背に 狭い玄関で見送ってくれる仙人掌の棘のように この世界の哀しさをいっとき 忘れさせてくれる小鳥の鳴き声のように
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