詩人PIKKIの第三ブログ

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三月の詩(22) 三月ーシンデレラのための季節


三月ーシンデレラの季節は
道産子ですらほとんど知らない季節
世界一自由で収穫も山ほど見込める
どこまでも真っすぐに歩いてゆける季節

昼間溶けた雪面が
夜の寒さでカチンコチンに凍る
子供たちは坂に水を撒いて橇遊び
谷川へとザリガニ採りくらいだけど

大人たちは
まだ冬眠中の熊狩り(呼吸の穴が雪面に)
他の月には到底行けない谷で山女や岩魚釣り
樹の王様のオンコ(一位)の幼木を採りにゆくのも多い

ぼくのような夢想家は
地図の上でしかわからない「幻の湖」探検や
廃村になった開拓地の捜査へと向かう

けれどもシンデレラとは逆に
あまりに暖かい日だと雪面が溶けて
二度と生きて帰って来られなくなる
吹雪いてきても同じで
遺書を書いてから行くのを奨める

子供の頃から密かな
自分だけの地図がある
「三月ーシンデレラの季節」に訪れた場所が◎で記され
次の「べちゃめく汚泥の季節」に訪れるべき
山菜採りの場所が○で
五月には花々の名所が花丸印で
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