詩人PIKKIの第三ブログ

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詩  さらば冬の鴎


尾鷲
僕が映画を観始めた頃
なけなしの硬貨をかき集めては
電車など使わずに大通り公園を真っすぐに突っ切り
封切など観る金がないので
名画座で月に一回観るのが最高の贅沢だった 

その頃はやけに心そそられる題名の映画ばかりが
タクシードライバー
さらば冬の鴎
カッコーの巣の上で
俺たちに明日はない
真夜中のカーボーイ
イージーライダー
スケアクロウ
マッシュ
卒業
ウッドストック

アメリカ映画以外には
チャップリンの古いモノクロ映画や
「灰とダイヤモンド」くらいしか思い出せないのは悔しいが
金がないのは今も昔もおんなじだ

どの街角にも甘ったるい歌が流れ
どう生きればいんだろうかとふっと立ち止れば
はるか遠く霞む冬枯れのキャンパスの尖塔

木枯らしの中を震えながら
ついさっき観た映画の言葉が
まるで心に燃えるストーブのように燃え盛る
高度成長で血膨れた社会が
何もかもをも金の力で打ち砕いてゆくバブル社会の幕開
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