詩人PIKKIの第三ブログ

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 古い詩(1) 高校時代のアルバム     古い詩(2) ぼくと彼女の物語


  古い詩(1) 高校時代のアルバム

高校時代のアルバムが偶然見つかった
驚くほど陳腐ばかりが写ってるアルバム

修学旅行だけはさすがに美人のバスガイドさん
街をゆく大きな胸やカップルの足だけの写真が多い

君の写真だけは一枚もないのに気づく
修学旅行も遠足も学園祭も一切参加しなかったきみ

ぼく以上に個性が強すぎて
みんなから「イジメ」の対象だったきみ

夢の中ではいつもぼくも独りぼっち
時々「修学旅行でデートしようか?」と誘ったらなと後悔する


  古い詩(2)ー  ぼくと彼女の物語

同じクラスだったので彼女とは話をした方だった
彼女が盲腸で入院した時
たぶん誰も見舞いに行かないだろうなと思い
真夏の坂を汗をかきかき見舞いに行った

どこもかしこも黄昏時の沈黙
「毛を剃られた時の感じは?」
「オナラが出ると完治らしいよ」
彼女が微笑んでてたのでほっとした
それに付け上がって「その林檎もらえるかな?」
黙って皮を剥いて「どうぞ」とニッコリ

列車通学だったので
時間ぎりぎりまで教室の窓から海を見てることが多かった
誰もいない放課後の教室で彼女と時々話した
水平線しかない海を
風が横切ってゆくのを横目でみながら

自惚れが強いのでそんな時はいつも
《ぼくを待ってたのかも・・》
彼女もたぶんぼくを好きなんだろうと

ただ彼女に打ち明けようとする度いつも
条件反射の自己否定が頭の中で鳴り響く
「彼女はお前とは釣り合わないい」と
風だけが通り過ぎてゆく校舎には
もう蝉の声がどこかからか
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