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きみは人間の怖さを知らないのか
2008.05.31 [Sat]
いつものお気に入りの場所で
サマーベッドの上に寝転んでは せせらぎの音に耳を傾けていた 青空をゆく深山の雲に 手が届きそうで デジカメでパチクリしたあと 周りの山々をスケッチし始めると 一匹の蝶が鉛筆を握る指に舞い降りた きみは人間の怖さを知らないのか ぼくの手の中にすっぽりと収まりそうな 白と茶色と茜色の模様の 物思いにふけってる風な 小さな蝶よ 仕方なく それから10分以上も ピクリとも動けなかった 左手で本を読んだり ペットボトルのお茶を飲んだり その小さな蝶が やっと カジカ蛙が懸命に鳴く谷間へと飛んでいって 「やれやれ」と大きなため息をつく その蝶の後姿に 「きみは人間の怖さを知らないのか?」と呟きながら
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