詩人PIKKIの第三ブログ

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夜勤仕事中に作った詩(3) 切り株の詩


いまではすっかり
熊の巣だらけとなってしまった
生まれ故郷を
一度だけ訪れたことがある

ぼくが入学した小学校がとっくに廃校になり
廃線になってすぐの頃だった

小学校も駅舎も
とっくに解体されていて
丘の上の小学校のぐるりを囲んでいた
桜並木はすべて切り倒されていた

その切り株のひとつに腰掛けようとすると
切り株の真ん中から
新しい芽が出ていた
お前も俺も
似たもの同士だなと思わず呟いていた

そっと目をつぶると
にぎやかだったあの頃と同んなじ
あちこちからのせみ時雨のなか
遠いぼくらの喚声が聞こえた

夏休みには
校庭の真ん中での
七夕の飾りつけやビデオ鑑賞会
やぐらを組んでの盆踊り

冬には
雪像の間での雪合戦や
下登校どころか
体育や遠足までもスキーで滑った
ぐるりの山々

こんな小さな村に
数千人が住んでいたなんて
とても信じられないよなと
切り株たちに
語りかけるしかなかった


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