詩人PIKKIの第三ブログ

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  十二月の詩(18)   ウサギの夢


ぼくのアメンバーブログの壁紙は
まるで米国のように侵略戦争に熱中したローマ軍が
食料用にブリテン島に持ち込んだピーターラビット(穴ウサギ)

ニコルさんが孤島で銃を担いで
ウサギと格闘したのを思い出す
兎は狐のように穴を開けるので地主に憎悪される一方
英国人の貴重なタンパク源だった

今でも時々兎の夢をみることがある
「羊たちの沈黙」のように汗びっしょりで目が覚める
子供時代のぼくの担当は動物飼育だったのだ

毎日夕焼けに染まった坂道を下ってくと
流れの中州の町営住宅に押し込まれた
アイヌの少女が絶壁の上に立ち
いつも睨みつけていた

どうしてだかいつも
わざわざ遠い小学校へと兎の草を採りにいった
その娘が好きだったのかもしれない

餌をやりにゆくと目を狙ってくる鶏とは違って
兎はほんとにおとなしくて
めんこくてふかふかと暖かかった

父と母が明日兎を殺して鍋にと聞いた夜
兎小屋の鍵を外してやった

それから毎年冬になり
カケスの罠の季節が終わって
兎の罠を仕掛けにゆく途中
雪原の兎の足跡を見かけると
あの時逃がしてやった兎の子孫かなと思った
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